8.04でFirefox 3を採用した理由
8.04がLTSだからという噂を聞いていたのだけど、それよりも上のページにある話のほうが納得がいく。Firefox 2のサポートがFirefox 3のリリース後6ヶ月しかしなという理由です。たとえHardyがLTSでなくとも、18ヶ月のサポートを約束するので、Firefox3だったでしょう。
本当なら、8.04でもFirefox 2が採用されて、Firefox 3がリリースされ次第、アップデートされるって形を採用できればよかったんですけどね。Firefox 2を使いつづける人用にパッケージをuniverseに移動するとか、Fx 2→Fx 3への移行システムとかそのへんが難しいのでしょうか。
これは仮想パッケージとかいう実態のない依存関係だけが記載されているパッケージを使えば実現はできます。実際、Hardyはfirefoxというパッケージにfirefox3.0というパッケージを依存関係にしていますし。けれど、メジャーバージョンをアップグレードするとサポートが難しくなるし(セキリティパッチをどのバージョンにあてるか)やUbuntu自体のメジャーバージョンの切れ目が分からなくなるので、やらなかったのだと思います。
まぁでも、betaを含むときにはメジャーアップグレードをあげるようにしてほしいですね。アドオンが利用できないとかは、Ubuntuのポリシーからすると、今回だけではなくこれからも起こる可能性は高そうですし。