or1ko's diary

日々を書きます

VMware Server 2を試してみた。

新しくWindowsをインストールしたので、VMware Server 2を使ってみた。今まであったVMware Serverのクライアントプログラムが無くなっており、新しく作られたブラウザベースのもののみになっていた。アクセス方法も今までのローカルとサーバの2つから、サーバのみになっており、ローカルにあろうとパスワード認証が求められる。
 パスワード認証に関しては、当方、Windows環境でパスワードの設定を行っていなかったので、最初に求められたときは驚いた。どうもVMware Serverをインストールするとwindowsへのログインに関してもパスワードが必要になるようで、windowsを起動した直後にログイン画面が現れた。初め、Linuxに使用しているパスワードやWeb上のサービスに使うパスワード等をいろいろと試してみたもののログインできずに焦った。そうこうしているうちに、やっぱりパスワードなど設定したとは思えなく、パスワードの入力欄を空にしてEnterしてみたらログインできた。さっそくVMware Serverのコンソールページを開いみたところ、ここでもパスワードが求められた。Windowsのときと同じように、パスワードの入力欄を空のまま認証しようとしたところ、ログインすることができなかった。やはり、パスワードがないままでは認証に通ることができないのではないかと思い、パスワード設定して再度挑戦したところ、ログインすることができた。
 もう1つ戸惑ったことがある。それはVMwareのイメージの追加である。以前はVMwareのイメージを指定するのにファイルダイアログを開くと表示されるディレクトリツリーから直接VMXファイルを指定できたのだけれど、VMware Server 2からは予めVMwareのイメージを置く場所をデータベースに登録し、その登録した場所にあるVMwareのイメージを追加しなくてはならない。少し面倒だったけれど、VMwareがServerらしい管理権限をつけてきたのだと思った。とりあえず、VMware Serverのほうが高機能なイメージで使ってきたけれど、管理権限が面倒な気配がするので、VMware Playerを使ったほうがいいかもしれん。今度試してみよう。
 後はそれほど戸惑ったところはなく、普通に使えた。しいてあげるとすれば、右クリックがブラウザメニューだったので、慣れるのに時間がかかった。google docsみたいな右クリックのメニューも欲しい。
 気になった点は、Operaが使えないこと。Webベースのインターフェイスになったのを見たときは、ブラウザでいったいどうやってVMwareの画面を出すのだろうかと楽しみにしていたのだけれども、普通にFirefoxのアドオン(Firefoxを使ってやってます)をインストールして、別のウインドウで実行画面が表示されたのにはがっくりきた。こいつはどう考えてもOperaには対応しそうにないし、それだけじゃなくてインターフェイスがちゃんと動かない。そのくせに、VMwere Consoleのアイコンを押すと規定のブラウザで開こうとしやがって。Live Messangerみたいに規定のブラウザを無視して開けばいいのに(むしろLive Messangerのほうは、別に特別なページを見るわけでないので規定のブラウザで開いて欲しいです)。