既存のパッケージを修正して、新しいパッケージを作成してみたので、そのメモ
apt-get sourceで取得できる既存のパッケージを修正して、新しいパッケージを作成してみた。
忘れないうちに思い出しながらメモしとく。(途中まで書いたら、すんごく面倒になってきたので本当に適当に書きました。見ないでください(;v;))
参考サイト
準備
- 環境変数の定義
export DEBFULLNAME="foo fighter" export DEBEMAIL="hogehoge@foo.com"
- GPGキーの作成
環境変数に登録した名前とメールアドレスを署名したGPGキーを作成する。
gpg --gen-key
作業
1. ソースコードを取得
$ apt-get source <パッケージ名>
カレントディレクトリにパッケージ名+バージョンが名前の先頭についたディレクトリが1つと3つのファイルが作成される。以後はディレクトリ内に移動して、コマンドを実行する。
cd <パッケージ名+バージョン名>
2. パッチの作成(dpatch)
- ref:dpatchの利用方法
dpatch-edit-patch <パッチ名>
パッチ名はdebian/patches内にある他のパッチを参考に...。
tmpディレクトリ以下にパッケージがコピーされる。そこでソースコード等を編集し、exitを実行する。するとdebian/patchesの下に指定したパッチ名のパッチが作成される。
追記 : 作成したパッチに説明文を書くとベターとのコメントをいただきました。説明文は、作成したパッチの先頭にあるコメント行の最後に、 "## DP: No description."と書かれた所に書きます。
3. パッチの登録
debian/patches/00listの最後に作成したパッチの名前を追加する。
echo <パッチ名> >> debian/patches/00list
4. Changelogの追加
dch
適当に入力...
5. パッケージの作成
debuild
問題がなければ、1つ上のディレクトリに新しいパッケージが作成される。