or1ko's diary

日々を書きます

レスキューモードが便利

今日,amd64linux-imageしか入っていないHDをintel CPUのパソコンで起動したくなった.単純に,i386用のlinux-imageを入れれば動きそうなものだれれど,そもそも起動しない状態なのに,どうしたらインストールできるのだろうか.初めは,ライブCDとかを使って,なんとか入れられないだろうかと考えたのだけれど,DebianのインストールCDにはレスキューモードなるものがあることを思い出した.丁度良くDebianのインストールCDがあったので,取り合えず試してみた.

レスキューモードについては,以下を参照(etch以降のインストールCDについている)

レスキューモードが起動して,早速,apt-get install linux-image-なんちゃらをやってみた(それ以前に,ldapを用いた認証が動いていたことにびっくりした.でも,ホームディレクトリがマウントできていなかった).しかし,ホスト名からIPアドレスが引けず,インストールできなかった.しかたがないので,別のパソコンでDebianレポジトリIPアドレスを調べて,/etc/apt/source.listに直接IPアドレスを指定した.そしたら,いつも通りにapt-getして,i486用のlinux-imageをインストールすることができた.ちゃんと,/boot/grub/menu.listにも書き込んでくれていた.ほとんどうまくいったのだけれど,唯一,apt-getした際のlogを書き込めていないようだった.

その後は,eth0がeth1に変更されてたなど,ハードウェアの変更に起因する問題があった程度で,非常にリカバリー作業がスムーズにできた.レスキューモードは便利だなぁ.